結論
1回限り$9.99で、古いmacOSでも使える完成度の高い高速なディスクマップが欲しいならDaisyDiskを。各フォルダの説明と安全性バッジ、ゴミ箱を経由した取り消し可能な削除、使い続けられる無料版を求めるならMoreRoomを選びましょう。
要点
- DaisyDiskは完成度の高いビジュアルなディスク分析ツールで、2026年10月時点で個人用Mac 5台までで1回限り$9.99です。
- MoreRoomは無料で使え、オプションのProアップグレードは年額$19.99または1回限り$39.99でMac 3台までです。
- DaisyDiskは5秒のカウントダウンのあと完全に削除します。MoreRoomは項目をまずゴミ箱に入れ、取り消すこともできます。
- DaisyDiskはmacOSのスナップショットを管理でき、クラウドストレージのアカウントもスキャンできます。MoreRoomはスナップショットを削除しません。
- MoreRoomには、容量を大量に使う既知のデータを認識し、それぞれ安全に削除できるかを示す249のルールがあります。
| — | MoreRoom | DaisyDisk |
|---|---|---|
| 価格 | 無料。Proは年額$19.99または1回限り$39.99 | 1回限り$9.99(Lifetime License) |
| 無料で使える範囲 | 期間制限のない無料版 | 「Try Free」でダウンロード可能。試用条件はWebサイトに記載なし |
| 1ライセンスあたりのMac台数 | Mac 3台 | 個人用Mac 5台まで |
| macOSの最小要件 | macOS 15 Sequoia | WebサイトではmacOS 10.13、Mac App StoreではmacOS 12 |
| 入手方法 | 直接ダウンロード(署名・公証済み) | 直接ダウンロードとMac App Store |
| ストレージのビジュアルマップ | ツリーマップ、リング、リストの3つの表示 | インタラクティブなビジュアルマップ |
| 「システムデータ」の内訳 | あり:スナップショット、スワップ、スリープイメージ、Preboot、Recoveryを説明 | あり:「その他」と「システムデータ」の内訳を表示 |
| macOSのスナップショット | 表示して説明。削除はしない | スナップショットを検出して管理 |
| クラウドストレージ | クラウドに残す:アップロード済みファイルのローカルコピーを取り除く | Dropbox、Google Drive、OneDrive、Boxのアカウントをスキャン |
| 既知のフォルダの説明 | 「安全に削除可能」/「先に確認」バッジ付きの249のルール | ルールのカタログなし。ガイドでは見覚えのあるファイルだけを削除するよう助言 |
| ファイルの削除方法 | まずゴミ箱へ、取り消し可能。各ツールの公式コマンドは「元に戻せない」と表示 | 5秒のカウントダウン後に完全に削除 |
価格と機能は各開発元が公開している情報に基づきます(2026年10月17日確認)。
DaisyDiskとMoreRoomは、どちらもMacを何が占めているかを視覚的に示してくれます。DaisyDiskは完成度が高く手頃な選択肢で、個人用Mac 5台までで1回限り$9.99、かなり古いmacOSでも動作します。MoreRoomは新しいアプリで、無料で使えます。各フォルダが何なのかを説明すること、そしてゴミ箱を経由して取り消し可能な形で削除することに重きを置いています。主に高速なマップが欲しく、何を削除してよいかすでにわかっているなら、DaisyDiskに文句をつけるのは難しいでしょう。
それぞれのアプリの概要
DaisyDiskは、Software Ambience Corp.によるディスク容量分析ツールで、ディスクをインタラクティブなビジュアルマップで表示するのが特長です。2026年10月時点(バージョン4.34)で、Webサイトには次の機能が記載されています。管理者としてスキャンしてアクセス制限のあるファイルも表示、「その他」と「システムデータ」の内訳、macOSのスナップショットの検出と管理、クラウドストレージ(Dropbox、Google Drive、OneDrive、Box)のスキャン、クイックルックによるプレビュー、ユーザデータを収集しないこと。項目をコレクターにドラッグして確認してから削除します。直接販売のほか、Mac App Storeでも販売されています。
MoreRoomは、Yando Pte. Ltd.によるmacOSネイティブのストレージマネージャです。ディスクをスキャンしてツリーマップ、リング、リストで表示し、「システムデータ」を詳しく説明し、容量を大量に使う249種類の既知のデータを認識して、「安全に削除可能」または「先に確認」のバッジと、削除してもまた作られるかどうかを示します。また、30日間の空き容量を記録し(ストレージ天気)、削除したのにアプリが開いたままのファイルが占めるゴースト容量を見つけ、iCloud Drive、Dropbox、OneDrive、Google Driveにすでに保存されているファイルのローカルコピーを取り除くこともできます。macOS 15 Sequoia以降が必要です。
DaisyDiskが優れている点
- 価格。 個人用Mac 5台までで1回限り$9.99はとてもお得で、サブスクリプションもありません。MoreRoom Proはそれより高価です(年額$19.99または1回限り$39.99、Mac 3台まで)。ただし、MoreRoomの無料版でも多くのことができます。
- 完成度。 DaisyDiskは多くのリリースを重ねて磨かれてきた製品で、2026年10月時点でバージョン4.34です。MoreRoomはバージョン0.2.1です。
- 古いMacへの対応。 DaisyDiskのWebサイトにはmacOS 10.13以降と記載されています(Mac App StoreではmacOS 12以降)。MoreRoomはmacOS 15 Sequoiaが必要なので、DaisyDiskはMoreRoomが動かない多くのMacで使えます。
- スナップショット。 DaisyDiskはmacOSのスナップショットを検出して管理できます。MoreRoomはスナップショットを説明しますが、削除はしません。
- クラウドアカウントのスキャン。 DaisyDiskはDropbox、Google Drive、OneDrive、Boxのアカウントをスキャンできます。MoreRoomが調べるのはMac上に保存されているものです。
- すぐに容量が戻る。 DaisyDiskは完全に削除するため、容量はすぐに空きます。MoreRoomでは、容量が戻るのはゴミ箱を空にしたときです。
- Mac App Store。 DaisyDiskはMac App Storeで購入できます。MoreRoomはまだMac App Storeでは提供されていません。
MoreRoomが優れている点
- それが何なのかを教えてくれる。 DaisyDiskのガイドは、見覚えのあるファイルだけを削除し、わからなければ尋ねるよう賢明に助言しています。MoreRoomはその知識を組み込んでいます。認識したフォルダには、わかりやすい説明、安全性バッジ、削除してもまた作られるかどうかが表示されます。同じカタログはWebのフォルダ解説でも閲覧でき、たとえばXcodeのDerivedDataやHugging Faceのモデルを確認できます。
- まずゴミ箱へ、取り消しも可能。 DaisyDiskの削除は、カウントダウンが終わるとアプリ内では元に戻せません。MoreRoomは項目をまずゴミ箱に入れ、取り消しもできます。
docker system prune --all --force(ボリュームは残す)やnpm cache clean --forceのように、ツールに公式なコマンドがある場合はMoreRoomがそれを使い、その操作は元に戻せないと表示します。 - 期間制限なしで無料。 フルスキャン、マップ、「システムデータ」の内訳、ルール、項目をひとつずつ削除する機能は無料です。
- ストレージの推移。 ストレージ天気は30日間の履歴と、ディスクがいっぱいになる時期の予測を表示します。任意の空き容量不足の通知とデスクトップウィジェットも無料で使えます。
- ゴースト容量とクラウドのダウンロード。 MoreRoomは、削除したのにアプリが開いたままのファイルが占める容量と、終了すべきアプリを示します。クラウドに残すは、Finderの「ダウンロードしたものを削除」と同じように、アップロード済みのファイルのローカルコピーを取り除き、まだアップロードされていないファイルには一切手を触れません。
- 開発者のワークフロー。 Proには、目標モード(「40GB必要」と伝えると最も安全な組み合わせを作成し、先にプレビュー)と、
node_modulesのような再作成できるフォルダを対象にしたプロジェクトの休止があります。
どちらを選ぶべき?
DaisyDiskがおすすめなのは…
- 洗練された実績のあるディスクマップを、1回限り$9.99で手に入れたい場合
- MacがmacOS 15 Sequoiaより古いバージョンで動作している場合
- 何を削除しても安全か自分で判断でき、すぐに容量を取り戻したい場合
- クラウドストレージのアカウントのスキャンやスナップショットの管理も、同じアプリで行いたい場合
MoreRoomがおすすめなのは…
- 削除する前に、フォルダが何で、安全かどうかを知りたい場合
- セーフティネットとしてゴミ箱と取り消しを使いたい場合
- ディスクが開発ツール、シミュレータ、コンテナ、ローカルAIモデルでいっぱいになっている場合
- 使い続けられる無料のツールが欲しい場合
何かを削除する前に
どちらを使う場合でも、ゴミ箱を空にするのは確信が持ててからにし、まずmacOSが自動的に削除するものを確認しましょう。「システムデータ」と削除可能な領域のガイドでは、Finder、ストレージ設定、ディスク分析ツールの数字がよく食い違う理由を説明しています。
無料ツールも含めたそのほかの選択肢は、Macのストレージクリーナーおすすめ比較(2026年版)をご覧ください。
よくある質問
DaisyDiskは買い切りですか?
はい。2026年10月時点で、DaisyDiskのWebサイトでは$9.99のLifetime Licenseが販売されています。個人用Mac 5台まで使え、マイナーアップデートが含まれ、30日間の返金保証が付いています。
DaisyDiskはファイルをゴミ箱に移動しますか?
いいえ。DaisyDisk自身のガイドによると、容量をすぐに取り戻せるよう、ファイルやフォルダをゴミ箱に移動せずに完全に削除します。「Delete」をクリックしたあと、キャンセルできるのは5秒間です。
MoreRoomはDaisyDiskのようにTime Machineのローカルスナップショットを削除できますか?
いいえ。MoreRoomはローカルスナップショットを表示して説明しますが、削除はしません。ローカルスナップショットのガイドで説明しているとおり、Appleのtmutilコマンドを使ってご自身で削除できます。
開発者に向いているのはどちらですか?
DaisyDiskは開発用も含めあらゆる大きなフォルダを表示しますが、判断はユーザに任されます。MoreRoomはXcodeのDerivedData、シミュレータ、Dockerのデータ、パッケージマネージャのキャッシュといったフォルダを認識し、それぞれ安全に削除できるか、削除してもまた作られるかを示します。
両方を使うことはできますか?
はい。互いに独立したアプリなので、並べてインストールできます。
出典
- DaisyDiskのWebサイト(Software Ambience Corp.) — 2026年10月17日閲覧
- DaisyDiskのガイド:ファイルの削除 — 2026年10月17日閲覧
- Mac App StoreのDaisyDisk(米国) — 2026年10月17日閲覧