要点
- ディスクツールは、サイドバーの「概要」にあります。起動ディスク、外部ドライブ、USBメモリ、SDカードなど、Macにマウントされている任意のドライブを選べます。
- 速度テストでは、ドライブの書き込みと読み出しの速さに加えて、小さなランダムアクセスも測定し、そのドライブがどんな用途に十分な速さかをわかりやすい言葉で示します。
- 「健康状態」には、ドライブが報告していればSMART状況、摩耗度、温度が表示されます。「詳細」ではフォーマットとアドバイスを確認できます。検証は何も変更せずに損傷を探します。すべて無料です。
MoreRoomでドライブの速度をテストする方法
- ディスクツールを開く サイドバーの「概要」にある「ディスクツール」をクリックします。
- ドライブを選ぶ ウインドウ上部でドライブをクリックします。各ドライブにはサイズと空き容量が表示されます。
- テストを開始する 「テストを開始」をクリックします。MoreRoomは一時ファイルを書き込んで読み出し、続いてランダムな読み出しと書き込みを測定します。「停止」はいつでもクリックできます。
- 判定を確認する 「このドライブに適した用途」の下で、ドライブが十分に速い用途にはチェックマークが付き、短い理由が表示されます。
ディスクツールを開く
サイドバーの「概要」にある「ディスクツール」をクリックします。スキャンは必要ありません。
上部には、Macにマウントされているすべてのドライブが、サイズと空き容量付きで一覧表示されます。Macintosh HD、外部SSDやハードディスク、USBメモリ、SDカード、ディスクイメージ、ネットワークボリュームなどです。クリックして選ぶと、その下のカードにそのドライブの情報が表示されます。
ディスクツールは無料です。PROバッジも制限もありません。
速度テスト
「テストを開始」をクリックすると、MoreRoomは次の処理を行います:
- ドライブに一時ファイルを数回に分けて書き込み、それを読み出します。キャッシュを無効にしているので、結果はMacのメモリではなく、ドライブ自体の速度です。
- ランダム4Kの読み出しと書き込みを測定します(単位はIOPS、1秒あたりの処理回数)。アプリ、ライブラリ、仮想マシンが行う、小さく分散したアクセスです。
- 一時ファイルを削除します。テスト後は必ず削除されます。
テスト中は、2つのメーターに「書き込み」と「読み出し」の速度がMB/sで表示されます。終了すると、ランダム読み出しとランダム書き込みの値と、テストファイルのサイズが表示されます。途中でやめるには「停止」を、あとでもう一度測るには「再テスト」をクリックします。
判定の見方
「このドライブに適した用途」では、測定結果を一般的な用途に必要な速度と比べます:「4K ビデオ編集」、「写真 / Lightroom ライブラリ」、「AI モデルとシミュレータ」、「仮想マシン」、「Time Machine バックアップ」、「アーカイブ / 長期保存」。
- チェックマークと「十分な速度」は、その用途に追いつける速さがあるという意味です。測定した速度も表示されます。
- バツ印と「速度不足」の場合は、測定した速度と必要な速度が表示されます。
ビデオ編集には遅すぎるドライブでも、バックアップやアーカイブにはまったく問題なく使えることがあります。
空き容量が必要な理由
テストでは実際にファイルをドライブに書き込むため、約1.1GBの空き容量が必要です。それより少ないと「テストを開始」は淡色表示のままです。先にドライブの空き容量を増やしてください。読み出し専用でマウントされているなど、書き込みできないドライブはテストできません。
書き込むのは一時ファイルだけで、ドライブ上のほかのものには一切手を付けません。
健康状態
「健康状態」のカードには、全体の判定(「良好」、「要注意」、「異常」、「報告なし」)が表示され、問題がある場合はその理由も示されます。ドライブによって、次の情報が表示されます:
- 「SMART 状況」:ドライブ自身による自己診断の結果(「検証済み」、「異常」、「非対応」)。
- 「摩耗度」、「温度」、「総書き込み量」、「通電時間」:これらの情報をmacOSに提供しているドライブの場合。
- 「モデル」、TRIMが有効かどうか、「暗号化」。
外部ドライブで「報告なし」と表示される場合
多くの外部ドライブは、健康状態のデータをmacOSに渡しません。USBアダプタは通常SMART状況を転送せず、摩耗度や温度を提供しないドライブもあります。その場合、MoreRoomは「報告なし」と表示し、理由を説明する短いメモを添えます。
これはドライブに問題があるという意味ではなく、macOSからその健康状態が見えないというだけです。ネットワークボリュームの健康状態はサーバ側でしか確認できません。ディスクイメージの場合は、イメージファイルを保存しているドライブの健康状態になります。
詳細
「詳細」のカードには、ドライブの「フォーマット」(APFS、Mac OS拡張、ExFATなど)、「容量」、「使用可能」な容量、「ローカルスナップショット」、Time Machineの「バックアップディスク」かどうか、「装置」名が表示されます。
その下には、必要に応じて短いアドバイスが表示されます。たとえば:
- ドライブの空き容量がほとんどない。
- フォーマットが4GBを超えるファイルを保存できない、またはTime Machineに向いていない。
- NTFSなので、macOSでは読み出ししかできない。
- SSDなので、APFSにしたほうが性能を発揮できる。
- 暗号化されていない。Finderで暗号化できます:Controlキーを押しながらドライブをクリックし、「暗号化」を選びます。
- 大文字と小文字を区別するフォーマットで、対応していないアプリがある。
このディスクを検証
「検証」をクリックします。MoreRoomは、ディスクユーティリティの「First Aid」が行う検証と同じように、何も変更せずにファイルシステムの構造全体を読み取ります。数分かかることがあり、「停止」をクリックしてやめることもできます。速度テストと検証は同時には実行されません。
- 「損傷は見つかりませんでした。」:「macOS は、問題にならない軽微な不具合を検出しました。」と添えられることもありますが、何もする必要はありません。
- 「問題が見つかりました。」:MoreRoomは最初に見つかった問題を一覧表示します。MoreRoom自体は何も修復しません。「ディスクユーティリティ」を開いてディスクを選び、「First Aid」をクリックしてください。
- 「このディスクを検証できませんでした。」:ボリュームが使用中である、ネットワークボリュームである、ディスクが取り外されたなど、その理由が表示されます。
知っておきたいこと
- ディスクツールがファイルを変更することはありません。速度テストが書き込むのは自身の一時ファイルだけで、それも削除します。検証は読み取り専用です。
- ドライブを何が使っているかを知りたい場合は、スキャンしてください。Macをスキャンするをご覧ください。
- MoreRoomとFinderで空き容量が異なる場合は、数値が異なる理由をご覧ください。